久喜市立小中学校の学期制決定 

 

久喜市立小中学校の学期制決定
 6月24日開催の久喜市教育委員会で、久喜市の学期制を3学期に決定したことが、同月26日開催の久喜市議会、教育環境常任委員会で明らかにされた。

これまでの市立小中学校は、合併前の旧久喜市である久喜地区は2学期制、他旧3町の地域は3学期制で学校が運営されていたが、平成22年3月の合併協議会の合併調整方針で統一をすることとなっていた。
そして、教育委員会では合併調整方針を受けて、教員・学校関係者・保護者らで構成する「久喜市学期制検討委員会」を設置して平成23年3月から検討をしていたが、検討を終えた委員会からの意見書(答え)が「3学期制を実施することが望ましい。」としたことから、これを踏まえて議論をしていた。
教育委員会の説明では、24日の教育委員会定例会で、この意見書に沿うかたちで決定したという。

<ちょい一言>

私自身、何回か久喜市学期制検討委員会を傍聴し、全ての会議録には目を通した。
同委員会では、長期間にわたり学期制について真剣に議論をしていた。改めて委員と事務局には「お疲れ様」と言いたい。
教育環境常任委員会では、教育委員会から同検討委員会からの意見書に沿うかたちで結論を得たということだが、意見書では単に学期制を3学期で統一することだけが述べられているわけではない。授業時数増加や学習評価、長期休業の短縮や土曜日授業についても触れられている。
意見書が教育委員会に提出されてから、教育委員会はわずか約1ヶ月で結論を出したわけだが、今後、各学校には同検討委員会の長期間の真剣な議論を踏まえた3学期制をすすめて頂きたい。

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