「政策会議」が、議員定数を34人から28人に改正する議案を提案 

 

政策会議が、議員定数を34人から28人に改正する議案を提案
今日開会の久喜市議会に、「政策会議(石川が代表、7人の議員で構成)」が、現在の久喜市議会議員の定数「34人」を次回の一般選挙から「28人」とする条例改正案を提案した。

これまで、合併調整方針にもとづいて、市議会全会派の代表者による代表者会議で定数について協議をしていたところ、各会派で見解が分かれたため、現在の議員定数を改正する必要があると考える各会派が個別に対応している。

一方、「飛翔(山田達雄議員が代表、16人の議員で構成)」と「公明党久喜市議会議員団(戸ヶ崎博議員が団長、5名で構成)」から共同提案で、現在の久喜市議会議員定数「34人」を「30人」に改正する案が提案された。

両案は、3月6日(水)の本会議と3月9日(土)の議会運営委員会で議案質疑が行われる。

(ちょい一言)

今日の議会で、私が提案理由として説明した全文を下記に掲載する。
住民代表機関である議会の構成、あり方に係るものであるから、その数字には根拠が求められる。本会議、議会運営委員会では、質問や提案者の反問など特に活発な議論になることを大いに期待している。

本会議での提案理由の説明(原文)

この案は、久喜市議会議員の現在の定数34人を次の一般選挙から、28人に改正する案です。
議員定数については、合併調整方針に従って代表者会議で協議をしていましたが、会派間の合意が得られなかったので、政策会議が妥当であるとの結論に達した案を提案します。

では、34人から28人に議員数を減少させることについて、理由を説明します。

第一に、議員定数を減少させることについてです。
合併調整方針の「議員定数については、適宜見直しを検討する」という合意に基づいて検討した結果、合併後3年間の議会を経験した今、今後も議会が合議体としての機能を維持した上で、効率的な運用とするために議員定数の減少が必要であると判断しました。一方で、議員が減少することにより「議会のチェック機能を弱める。」「市民の声が届きにくくなる。」との批判があることも承知していますが、これらは議員1人1人の努力と議会の制度的な補完で解消できるものと考えています。

第二に、具体的に現在の34人の定数を28人に減少させることについてです。
先ず、議会が、議会機能を維持し期待される能力を発揮するには、現在の久喜市議会の基本的な運用である委員会主義を踏襲すべきと考えました。
つまり、議長と議会選出監査委員を除き全議員が参加して予算・決算を分担審査する「予算決算常任委員会」と市各部等・所管単位に編成した4つの常任委員会を設け、審査・調査などを行うことが必要であるということです。
そして、市各部等・所管単位に編成した4つの常任委員会で審査をする場合、現在の1委員会あたり8人から9人を一律に7人にしたとしても、委員会審査・所管事務調査の支障になることは考えられないことから、効率的運用を考えて7人が望ましいとの結論です。
なお、1委員会あたり6人以下の常任委員会を設けることについては、合議機関としての能力を維持する上で現段階では慎重にならざるを得ず、経過を経て必要に応じ検討すべきものと考えています。

以上

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