市が新型インフルエンザへの対応を発表 

 

市が新型インフルエンザへの対応を発表
 久喜市は昨日、新型インフルエンザの感染拡大を受け、今後の対応を公表した。

久喜市新型インフルエンザ対策本部(本部長=田中久喜市長)からの市議会議員への文書による公表によると、以下のことを決定した。

① インフルエンザワクチンの接種費用は、国の方針に基づいて生活保護世帯と非課税世帯を対象に費用免除を行う。

② 新型インフルエンザワクチンの接種優先順位や一般来院者として接種できる市内医療機関名と住所・連絡先、接種までの流れなどを「広報くきお知らせ版11月15日号」で市内に全戸配付し、市民にお知らせする。

③ 市ホームページや公共施設にポスターを張り、「新型インフルエンザの流行にともなう久喜市からのお知らせ」を周知する。

④ 市民からの電話相談のために、保健センターの電話回線を3回線から4回線に増設する。

県からの情報によると、本年11月5日に埼玉県はインフルエンザ流行発生警報を発令しており、久喜市を管轄する全月末週の幸手保健所管内のインフルエンザ患者数(管内の定点医療機関からの報告患者数)は、43.85人となっており、流行発生警報発令基準値の30人、県内平均の39.39人を上回っているという。

(ちょい一言)
県からの情報では、今年の患者数(定点医療機関からの報告患者数)は例年よりも早く増加している。このままの傾向が続けば、かなり多くの患者が発生することも予想される。
県では、今月16日から妊婦など最優先の方からワクチン接種をはじめるとしているが、ワクチンは感染を防ぐ効果が証明されていない。やはり一人一人の予防意識をさらに高め、感染の危険性を回避するしかないだろう。自分自身ももちろんだが、家族への「手洗いは?うがいした?」などの簡単な声がけからも
はじめたい。

なお、市が今回公表した文書では、11月15日に発行する「広報くきお知らせ版」や市ホームページで、ワクチン接種ができる医療機関名や流れなどを公表するとしているが、既に県は久喜市内を含む県内医療機関名を広く公表している。

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