久喜市の財政支援額決定 幸手総合病院誘致 

 

 久喜市の財政支援額決定 幸手総合病院誘致
 昨日夕方、市議会全員協議会において、久喜市が誘致活動を行っている「幸手総合病院」について、市が財政支援をする金額案などが明らかとなった。

幸手総合病院の誘致にあたり、埼玉県厚生連農業協同組合連合会(以下「JA厚生連」と表記)と久喜市が事務レベルで進めていた久喜市の財政支援額などについて、昨日の市議会全員協議会で明らかとなった。

全員協議会では、市長から、今までの協議の経過と内容が示された。それによると、協議は1月20日から2月22日まで8回の協議を行ってきたということで、JA厚生連としては、192病床の病院を予定し、診療科目は従来示していた内容を変更。内科、小児科、外科、胃腸科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、眼科、麻酔科、耳鼻科、泌尿器科、リハビリ科とし、今後は久喜市医師会などと調整をしていくとしている。
また、久喜市の病院誘致に関わる財政負担に関しては、JA厚生連との事務レベル協議において、192床の病院を前提として用地や建築、医療機器の整備などで合計120億円ほどかかることが示され、久喜市が内部で検討、協議した結果、この120億円に対して40億円を開発に着工した年から10年間の均等払いで負担していくことを決めたという。JA厚生連に対しては、今日の午後、文書で財政支援について回答をする。

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