久喜市が自然保護条例(仮称)策定に向け着手 

 

久喜市自然保護条例(仮称)が策定に向け作業がはじまります
 9月30日の久喜市議会での一般質問で、久喜市が「自然保護条例」を策定していくこととなった。

石川(私)の一般質問に答えた。
将来世代の子どもたちに自然を守り、将来に残すことは今を生きる私たちの責務であるとの考えから、従来から自然保護条例の策定を提案していたが、今回はじめて策定の方針を示した。

平成12年に「緑の基本計画」策定の為の調査の中で9科10種の希少な生物が発見されたが、その後に市は公有地内でありながら、管理などが不行き届きなことから絶滅させてしまった経緯がある。一般質問では、市はこのことを認めた上で将来世代に自然を保全するために、県内2市の条例を検討しながら自然保護条例の策定を目指していくと方針を示した。

(ちょい一言)
この条例化は、平成13年12月議会で初めて提案しましたので、4年かかって前向きな方針となりました。正直、市がやる気がなければ、議員提案で条例化を目指していたので、素案まではつくっていました。
今まで市では、県のレッドデータブックなどで指定された希少な生物が発見され、情報を把握していながら、残念ながら絶滅させてしまったことが多くありました。市の関与が法的には難しい民有地ならまだしも、公有地においてもです。
条例では、民・公地においても積極的に希少種や豊かな自然を守っていく方向となっていきます。今や希少になってしまった生物が生存できる自然環境を残すことが、将来世代の子どもたちに優しい環境を残すことにつながります。

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