議員定数削減見送り  

 

議員定数削減条例案=今回は見送り
今議会に提出予定だった議員定数(現在は25名)を16名に削減する条例案が先送りとなった。
議案提出に向けて用意をしていたが、一部の会派から今回の提案に反対の意見が続出した為、可決されるめどが立たなくなり見送りとなった。

(ちょっと一言)
この議案は私(石川)が原案を作成し、提案の準備をしていたが、前述のように一部の会派、議員から反対意見が続出したことから、今回は見送った。提出しても可決できない状況だったからだ。
反対を表明した議員からは「活性化委員会で時間をかけて議論すればいい。」「定数はこのままでいい。」「定数削減は必要だけど、自分が発案者になっていないし、事前に話しがないから反対する。」「どうせ選挙は先、今決めなくてもいいじゃん。」という意見があった。
活性化委員会で議論していくことは建設的だと思う。しかしながら、今回の議会では、財政難から市民負担を増やし、サービスを切っていく内容が主なものだ。そのような中、議員だけが同時に厳しい状況を覚悟せずに、先送りで決めていこうという姿勢自体、市民の納得が得られるのだろうか。
今議会には、市長提出議案で審議会委員などの特別職や職員の費用弁償(交通費的なもの)が全廃されるが、議員だけは特別扱いで、廃止されずにお金をもらうように維持された。もっともこんなことは議員として許されないので、大地が議員の費用弁償も全廃する議案を議員提案しているが可決のめどは立っていない。

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