今日、埼玉県が「ふるさと創造資金事業」に久喜市から申請のあった2つの事業を採択したことが明らかになった。
この事業は、埼玉県が自立を目指す県内市町村の主体的・計画的な取組を支援するために、申請のあった市町村に補助金を交付している。市町村からの事業提案や連携する事業が対象で、事業は地域の魅力発信や少子化対策、コミニティ事業など広範に渡り、最高で事業費の3分の2を県が負担する。
今回の久喜市からの申請に対しては、「どんどんアピールくき作戦事業(事業費652万円、補助要望額190万円)」と「日光街道栗橋宿まちあるき観光活性化事業(事業費900万円)(補助要望額400万円)」の2つが採択された。
「どんどんアピールくき作戦事業」は、若手職員による久喜市の「住みやすさ」をアピールする冊子の作成や企業と連携した20代、30代の働く女性にへの久喜市の観光PR、市PRビデオ作成など3つの事業が盛り込まれている。それぞれの事業は、市の知名度向上や交流人口の増加、定住促進などの効果をねらっている。
また、「日光街道栗橋宿まちあるき観光活性化事業」は、栗橋関所、栗橋宿、静御前の墓などを歴史的、文化的にPRして観光事業に結びつけるもので、歴史的・文化的資源の調査、掘り起こしに市民参加を広く呼びかけ、マップの作成、スタンプラリーの開催、他の日光街道沿線自治体と連携してキャンペーンなどを行う予定。栗橋地区の知名度向上と市内への観光入込客数の効果をねらっている。