「栗橋宿の遺跡」が全国巡回の遺跡展へ 

久喜市栗橋から出土した「栗橋宿に関わる遺跡群」として、54点が著名な遺跡展「葉屈された日本列島2024」に展示されることとなった。新発見考古速報というコーナーに、全国から選ばれた10遺跡の中で栗橋宿の遺跡がその一つに選ばれた。

この展示会は、全国で近年に発掘調査が行われたもので、特に注目された出土品が展示される。全国の4地点を巡回する展示会で、今回が第30回目になる。

主催は文化庁や千葉県立中央博物館など博物館5館と新聞社など。

6月8日からの「千葉県立中央博物館」(令和6年6月8日から令和6年7月15日)を皮切りに、来年1月の「大野城心のふるさと」館での展示まで、主催する博物館4館を回り展示される。

担当者によると、栗橋宿の遺跡は保存状態も良く、当時の生活を伝える貴重な遺跡であることから選考されたのではと話している。

<ちょい一言>

栗橋宿の遺跡は、利根川の堤防強化事業に伴い住民の協力のもと、造成工事を行う中で出土したものだ。私も当時、発掘作業やその後の現地見学会には出かけた。古い遺跡ではないが、江戸時代の人々が暮らす生活感のある出土品や遺跡を見て、とても感動した。

今回の展示会に選考されたのはとても名誉である。私も展示会に行き、他の展示とともにもう一度楽しみたい。

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