久喜市が液状化現象による被災者の支援を決定 

 

久喜市が液状化現象による被災者の支援を決定
 先週の6月9日(木)10日(金)の久喜市議会で、市長は、液状化現象によって住家などに被害があった南栗橋地区の住民に対し支援を行う考えを表明した。
市長は、企業・市民などいろいろな所からの寄付と市財政からの支出を財源として基金をつくり、支援金にあてる考えを示した。支援金の額や基準、方法については今後検討を行うという。

久喜市議会では、6月定例会初日の6日に液状化被害にあった南栗橋地区への支援を市に求める「東日本大震災に伴う液状化現象による被災者救援を求める決議」を全会派が協同で提案、全議員の賛成で可決しており、 市長は今回の支援表明について、「議会の決議も重くとらえた」と説明を加えた。

基金の創設には、地方自治法の規定により目的などを定めた基金条例が必要であり、基金に入れる補正予算案も議会に提案し可決する必要がある。市は、関係機関との協議を早急に進めると見られる。

(ちょい一言)

やっと、市の支援策の方向性が示された。まずは第一歩である。
今後は、県などの関係機関との協議も進められると思う。市の「方向性」は示された。今後は、できるだけ素早く、「具体的な計画」を示すことが求められる。

一方、市は、今後も国などへの支援要請を続けることも明言している。
何しろ、5月27日の議会と市・県による共同の国への要請活動に対しては、地元選出の政権与党の国会議員が多数同席していたにも係らず、私たちには何の情報も入ってこない。国にも前向きに事をすすめてもらいたい。
 

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