住民発議による直接請求の臨時議会開催 |
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今日午前、市役所5階で開催した久喜市議会代表者会議において、議員定数削減の住民発議があったことから、日程案などについて協議が行われ案を決定した。
今日午前9時から議長召集により、久喜市議会の各会派代表者からなる代表者会議を開催した。 住民発議による直接請求に対しては、自治法によって市長が直接請求のあった件について賛否などの意見を付して議会に議案を提案しなければならない。 |
(ちょい一言)
いよいよ住民発議による直接請求についての臨時議会が開催する。
久喜市議会では、今年2月に現行の25名定数から3名減員し、次回選挙時から22名にすることに決定していたが、市民はこの数に納得がいかないということで住民発議となった。
2月議会では、現行25名の定数から、9名減員した16人の案を私が提案し、「市民力21(市議会会派)」は5名減員で20名にする案を提案、他に「新政議員団」と「公明党」が共同で3名だけ減員した22名案が提案され、採決の結果、多数によって22名が決定していた。
今回の住民発議では、これでは物足りないとして、7名減員して18名にするという案だ。当然と思う。議会では、さまざまな議員や会派の思惑が重なり、3名だけの減員で22人に決定していたが、議会では提案者からの納得がいく答弁、考え方は示されていない。
今でも「議員を減らすと市民の意見を反映できない。反映できにくくする。」と言って、議員定数の減員に消極的な議員がいるが、ナンセンス。
現実に久喜市議会よりも議員一人あたりの市民の数が多い議会もあり、この議会でもしっかりと機能を発揮、役割を果たしている。また、3年前の久喜市の合併議論に並行して、久喜市議会と他町の議会と行った協議に際して、久喜市議会は”人口が16万人前後では、32人の議員が適当”との考えを多くの議員が示していたが、その後、合併は破綻。人口7万3000人の久喜市のままだ。その時の”議員一人あたりの人口”という論点に立てば、おのずと32人の半数の16人以下にするのが当然の成り行きのはずだ。
私はこうした考えと、7444名もの市民の署名による直接請求という重みから、16名に近い、18名の案に賛成します。