久喜市のプールの安全は 

 

久喜市のプールの安全は
 先月下旬の埼玉県ふじみ野市の市営プールで女児が吸水口に吸い込まれて死亡した事件を受けて、全国のプールが都道府県を通じて国に給排水口の安全について報告をしたが、久喜市内の小中学校などのプールでは、4校が改善の必要があることを報告していたことが分かった。

8月1日に久喜市が県に報告したものでは、全校の吸水口の柵が金具ボルトなどで固定されているものの、当初、8校について、吸水口の内側に吸い込み防止柵があるかどうか、不明とされていた。
その後、きちんと現状を把握する必要があることから、改めて不明と回答した学校の教員などが潜水して調べた結果、清久小学校、青葉小学校、青毛小学校、久喜中学校のプールに内側柵がなかったことが明らかになった。(外柵は金具で固定)久喜市教育委員会では、これを受けて内柵設置の工事を施工することとなったという。今年度の水泳学習は終了したので、来年度からは全校で外、内柵の両方があるプールになる。
尚、久喜小学校については、プールが旧式の為、吸排水口がないという。

また、久喜市都市整備課が管理する久喜市営プールの流れるプールについては、4箇所の吸水口の内、1箇所は故障していることから使用できず、現在使用している吸水口は2箇所のみという。この2箇所については、いずれも外柵はボルトで固定されているものの、内柵がなく、このことから久喜市では各吸水口に6名の監視員を置き、午前、午後に1回ずつ潜水して柵を確認しているという。内柵については8月20日に今期の営業が終了次第、設置工事を行う予定という。

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