消防予算が可決 |
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今日、久喜地区消防組合予算が可決した。
今日午前9時から久喜市・鷲宮町・菖蒲町・栗橋町・宮代町で構成する久喜地区消防組合の議会が久喜市内の消防本部で開催し、平成17年度予算などを可決し、閉会した。 平成17年度予算編成については、構成市町の財政が悪化していることから、事務事業の効率化や簡素化に努めたということで、車両の買い替えや職員の被服費の抑制もしたという。 予算総額は27億7906万円で、ポンプ車を3台4千470万円の予算で購入する予定。 |
(ちょい一言)
予算とは関係ない話だが、今日から消防議会が午前9時から開催になった。
今まで再三指摘していたが、消防議会は、規則上は「特別な理由がある場合を除いて」午前9時に開催しなければいけないものを、午後2時から開会していることが多かったのだ。
消防組合議会には、法で設置が許されている「議会運営委員会」がない。本来は、議会運営委員会という機関で、議会のルールや予定、詳細を決めてから議会にはかり議会運営が進んでいくものだが、久喜地区消防組合議会の場合は、この機関がないために、任意の「代表者会議」というものが組合を構成している各市町議員の代表で構成されている。
本来は、法定の議会運営委員会で協議し、決定すべきものが任意の代表者会議で決められているのである。何が悪いのか?ルールがないことが悪いのだ。
代表者会議はあくまで任意、会議の内容も一応は議会冒頭で報告するとは言え、決定プロセスなどが公にされることはない。決定権がどこにあり、どんなルールのもと、その都度その都度の議会運営が決められたのかが不透明である。
本来は消防議会議長が法で認められた議会運営委員会を委員会設置条例で設置するように努力すべきだ。
同じく久喜市が構成団体の久喜宮代衛生組合議会には議会運営委員会が設置されている。