この度、久喜市の酒造会社、寒梅酒造株式会社の銘柄「寒梅」を含めて、埼玉県内の4つの酒造会社・銘柄が平成27年酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞した。
全国新酒鑑評会は、現在は(独)酒類総合研究所・日本酒造組合中央会が主催している。県の資料によると、明治44年から続く全国規模で開催されている唯一の清酒鑑評会で、今回が104回目の開催となる。
今回は、出品数854点の中から227点が金賞に選ばれた。(出品酒は、平成27年7月1日から平成28年6月30日中につくられた吟醸酒の原酒で酸度1.0以上のもの。)
金賞酒は、入賞酒の中から、さらに特に優秀と認められた酒ということで、県内では「寒梅」のほかに株式会社釜屋(加須市)の「力士」、株式会社東亜酒造(羽入市)の「晴菊」、株式会社文楽(上尾市)の「文楽」が金賞を受賞した。
今年7月6日に知事から金賞受賞の酒造会社に感謝状を贈呈する予定。
県の発表では、埼玉県は平成27年度の清酒出荷量は21,789キロリットルで全国4位となっている。