県によると、来年度からの採用になる障害者の県職員採用選考に、これまでの身体障害者・精神障害者に加え新たに知的障害者を加えた。
また、障害者採用全体の受験対象を拡大した。
障害者の県職員採用選考は今日から９月１３日まで受験案内配布を開始、申し込みを受付を始めた。１０月２０日の第一次選考、１１月１６日の第二次選考を経て１２月１０日には最終合格発表をする予定。
受験対象年齢もこれまでの１７歳から３４歳までを５８歳までに拡大。自力通勤や介護者の必要がなく職務遂行できる人などの条件も撤廃した。
（ちょい一言）
昨年９月議会で、私は知的障害者の県職員への採用を求めて一般質問をしていた。
これまで、身体障害者・精神障害者の雇用はあったが知的障害者に門戸を開くことはなかった。東京都をはじめ他県では、知的障害者の雇用を進めるために様々に雇用形態や職種を工夫してきた。
９月議会一般質問では、知事から工夫をして将来的には知的障害者の雇用を進めるとの答弁を得ていた。
それから、手続きや諸課題の整理や検討を進めていることは聞いていた。
今回、早速、来年度の採用に向けて動き出した。
少しでも障害者採用選考の応募全体が増え、働きたい方の意欲に応え生活安定の一助と生きがいにつながることを願う。