太田袋・下早見地区の圏央道 遮音壁設置等の要望実現の方針が示される 

【遮音壁の設置、高さを高くする下早見地区】

  【遮音壁を4mと高くする太田袋地区】

 

懸案となっていた圏央道久喜区間の太田袋地区、下早見地区への遮音壁の設置と高さを従来予定していたものよりも高くする方針をネクスコ東日本が決定した。令和3年7月15日のネクスコ東日本の住民説明会で明らかになった。

同地区からは、かねてから高速道路上からのゴミや積載物の飛散や騒音に対してネクスコ東日本に改善を要望していた。

【遮音壁を設置、高さを高くする太田袋地区、下早見地区 (google map)】

ネクスコ東日本では、これまで高速道路から人家までの距離や一定の騒音測定によって遮音壁の設置や高さを決めていたが、今回の4車線化工事と同時に行い周辺住民への影響軽減を努めることとなった。

<ちょい一言>

私が同地区から要望を頂いたのが平成元年の初め頃。

下早見地区からは、具体的に飛散物と騒音の相談があり久喜市や埼玉県にも対策を相談していた。設置主体はネクスコ東日本だが、住民生活への影響という観点からは行政機関が関与することは当然であるからだ。

また、春山千明市議(現市議会議長)にも相談し協力を得て、関係方面に遮音壁設置と当初、示された高さを高くすることを働きかけていた。

ネクスト東日本は、私と春山市議も出席した令和元年7月3日、令和2年7月9日の同地区への説明会においても住民の意見に耳を傾ける姿勢を示し検討をして頂いていた。

この度、遮音壁が設置されることとなった区間と従来のものから高さを引き上げる区間がネクスコ東日本から示された。

JR宇都宮線の東側から東武伊勢崎線までの区間は3mから4mの高さの遮音壁が設置される予定となった。工事は4車線化後となる。騒音や飛散物による住民への影響が解消されることを願う。

 

 

 

 

 

 

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