自民党県議団が提案し各方面から批判が集中していた「埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例」案が、13日の本会議での採決を前に「議案の撤回」をすることが明らかになった。自民党県議団が記者会見を開き方針を説明した。
13日の議会最終日には、議会運営委員会の許可を得た上で本会議で正式に「議案の撤回」が認められる見通し。
当該条例案をめぐっては、小学校3年生以下の児童の「放置」に関し留守番や登下校など個別の具体例への対応に関し全国から批判が集中していた。
<ちょい一言>
今回の結果は、報道各社の迅速かつ正確な報道とそれを受けた県民の迅速な行動と同じ思いが実を結んだと思う。
特に報道機関は、以前は”自民党県議団の機関紙なのか”と思われるざるを得ないような記事が目立つものもあったが、今回は冷静だったと思う。
今回は撤回となったが、今後、精査をした上でもう再び提案されることも考えられる。今後も慎重に動静を見ていきたい。