学童保育の委託先変更 補助金の自主返還 |
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今日の午後、久喜市役所4階で開催した市議会全員協議会において、久喜市より学童保育を委託していた団体の不適切な会計処理が県の指摘で発覚した問題で、委託先を変更の上、これまで交付された補助金についても団体代表が自主返還することが明らかにされた。
担当部長の説明によると、県から指摘を受けて市などが調査した結果、不適切な会計処理が発覚した2つの民設民営の学童保育は、3月29日に開催した「久喜市学童保育運営協議会」の総会において、同協議会が正式に運営委託を受けることになった。4月1日から運営が開始されたが、特にトラブルもなく順調に事業が進んでいるという。 懸案であった送迎については、久喜市社会福祉協議会の協力や市職員が自動車を出すなどして対応し、これまでの2つの民説民営の学童保育に従事していた指導員6人も、新たに委託を受けた同協議会に勤務を変更したという。 委託替えのそもそもの原因となった不明確な会計処理については、県が行う保育園を運営する法人の監査と委託責任者としての市が実地検査を行い、経理の不適切な処理について是正指導を行っており、法人代表のO氏に対しては、経理の実体などについて文書での報告を求めているという。 |