給与等の減額 臨時議会開催 

 

給与等の減額 臨時議会開催
 今日、久喜市議会は臨時議会を開催し、市長提案の市特別職や市職員の期末手当を減額する条例改正案を可決した。(現行の月額給料又は報酬の2.15倍から1.95倍とする)

これは、人事院が国家公務員について、景気が後退した影響から急遽行った(従来は8月に勧告)民間事業者に対する状況調査に基づいて、夏季の期末手当(夏のボーナス)の減額を勧告したことから、従来から国家公務員の人事院勧告制度に準拠させていた自治体がこれにならった形。

6月支給の期末手当について、久喜市の一般職職員は、平均で81000円の減額。全体で、3648万円の減額となる。
特別職については、以下の通り。

職名 減額となる額
市議会 議長 106800円
市議会 副議長 92400円
市議会の各委員長 88800円
市議会議員 86400円
市長 196560円
副市長 177840円
教育委員会教育長 161280円

とりあえず、6月に支給される予定の期末手当だけが対象であり、6月の支給に間に合わせるために、急遽、6月1日になる前の今日、臨時議会が招集された。
8月にも例年の人事院勧告が予定されており、景気停滞の影響は避けられず、今後、大幅に公務員給与の減額が行われることが予想されている。

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